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第177回北海道診療情報管理研究会学術集会(報告)

【作成日】:令和7年12月27日
【報告者】:山口 華代子  【施設・部門名】:北海道大学病院 医療情報企画部 診療録管理室

【開催日時】
第177回北海道診療情報管理研究会学術集会
令和7年12月6日(土)13時30分~16時10分(WEB は併用せずに対面形式での開催)

【第1部】
 1.一般病床における平均在院日数と病床利用率・高齢化率の関連性~東西の比較検討~
北海道情報大学 医療情報学部 医療情報学科 松井 遥河

2.北海道における在宅医療の地域格差とふるさと納税活用の関連性
北海道情報大学 医療情報学部 医療情報学科 冨樫 優

3.特定健診受診率とメタボリックシンドローム・医療費の関連分析
― 都道府県別データによる検討 ―
北海道情報大学 医療情報学部 医療情報学科 十河 美優

4. 47 都道府県別AI 活用による画像診断体制の分析
― 加算制度と医療資源実装の地域別比較 ―
北海道情報大学 医療情報学部 医療情報学科 橋本 美咲

【第2部】
5. 説明同意書の不備改善報告及び量的点検・質的監査の検討について
北海道がんセンター 医療情報管理室 盛永 剛

6. 他院からの紹介用画像ディスク取込業務における当院の取組みについて
旭川医科大学 医事課診療情報管理係 佐藤 基暉

7. 手術レポート未作成患者に対する作成依頼業務の作業効率化
王子総合病院 診療録管理センター 大森 葉澄

8. オープンデータで学ぶTableau 入門
― DPC 公開データを使った可視化の実践(超初心者向け)―
医療法人社団 我汝会えにわ病院 内田 諭志

9. BI ツールを使用した転倒転落データから見る特徴と経年変化
王子総合病院 診療録管理センター 久保 博文

※【会員サポート】学術集会終了後の16:05-16:50
「会員交歓会 ~日常業務の相談・情報交換しましょう!~」 

 毎年12月開催は、会員発表を行っております。今年の第1部は北海道情報大学の学生さん4演題、第2部は医療機関に勤務する現役診療情報管理士による5演題、全9演題の発表がございました。

 第1部の学生発表は、学生さんならではの着眼点から研究テーマを決め、データ分析の手法を学んでいることを窺い知ることができました。社会人になると、日々の業務に追われ、なかなか自由な発想で研究テーマに取り組むことができないため、この学生発表の場は、とても貴重な経験になっていると思います。
 今後も後輩の皆さんに受け継がれ、当研究会にフレッシュな風を吹き込んでいただけますと嬉しいです。

 第2部は、実務における作業の効率化や、データ活用の手法や可視化についての取り組みをご紹介いただきました。
 多種多様な業務で忙殺される日々が続く中、「ちょっとでもラクをできれば・・・」という差し迫った思いから業務の効率化を図る取組みに繋がり、功を奏しているとお見受けいたしました。
 また、病院での診療情報管理士の活躍の場は、ますます拡大傾向にあると思います。どの職種よりも広く深く診療記録に関わる職種だからこそ、存分に役割を発揮できるようデータ活用・可視化の手法はしっかりと身につける必要があることを再認識いたしました。

 学術集会終了後、昨年に続き2回目となる「会員交歓会 ~日常業務の相談・情報交換しましょう!~」を開催いたしました。
 今回は、会場に「カルテ監査・点検」「がん登録」「コーディング・DPC」「クリニカルパス」「その他」の5つの相談ブースを設け、各グループに理事を配置し、日頃の疑問などをざっくばらんにお話しする時間となりました。

 完全対面開催の12月だからこそできる取り組みなので、今後も継続を希望いたします。今回、ご参加いただけなかった皆様も、来年は是非、顔を見ながらいろいろお話ししましょう。

 たくさんのご参加を心よりお待ちしております。