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平成27年度第1回疾病コーディングセミナー

平成27年度第1回疾病コーディングセミナーを平成27年7月25日(土)に中村記念病院をお借りして開催いたしました。

今回は、診療情報管理士としての実務3年未満の方や診療情報管理士通信教育受講中の方、および診療情報管理士育成認定校在籍学生または同校卒業生を対象に、コーディングルールの講義とコーディング演習を行いました。

1部のコーディングルールの講義を特定非営利活動法人 北海道診療情報管理研究会の副理事長で、疾病コーディングセミナー顧問の倉部 直子が担当し、MBルール(以下参照)である主病名選択の再選択ルールを学びました。

ルールMB1 重要でない主要病態  ルールMB2 複数の病態記載  ルールMB3 主要病態が症状・保健上の問題(R・Zコード)  ルールMB4 特異性  ルールMB5 主要診断名の選択

 日常では、実務をされている参加者でも、改めて問われると答えられないことがあるなど、基本から勉強し直すきっかけにつながったものと思われます。

 2部のコーディング演習では、1部のMBルールに基づいた症例とサマリー症例を行いました。通常業務では頻回に使用していない第3巻からの索引に苦慮しながら、皆さん熱心に取り組まれていました。今回は、症例を事前配布していなかったことから、その場でのコーディングの時間に差が生まれ、少し進みが早く感じた方もいらっしゃったように思います。

 疾病コーディングセミナーは、当日を迎えるまで、繰り返し話し合いを行い、模範解答を作成しています。このプロセスは我々にとって有益な作業であり、大変勉強になっております。皆さんにおかれましても、継続的に勉強されることを熱望しております。一緒に勉強していきましょう。

 当日は、お疲れ様でした。

文責:近藤