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生涯教育セミナー(初級)

生涯教育セミナー初級が下記の日程で開催されました。
 開催日:平成29年5月13日(土曜日)
 場 所:北海道大学病院 会議室棟 症例検討室
 単元「診療報酬概論」 (10:00~11:00)
 単元「DPC概論」(11:10~12:10)
今回は参加された方の参加記をご紹介します。

《生涯教育セミナー(初級)に参加して :王子総合病院 北側》
第1部  「診療報酬概論」講師 初山 貴先生
初級 診療報酬概論01 第1部では、診療報酬について制度や概略、医療行為からレセプトが作成されるまでの関連性を診療区分ごとに講義して頂きました。
初級 診療報酬概論02 講義を聞き、現場で行われる医療行為をオーダーや用紙、カルテの中から得ることとなるため、それぞれの診療情報を適宜利用し情報を正しく追っていけるようにしていきたいと思いました。
 また、医学知識、診療行為の知識を増やすことで現場と会計データの相違を発見することが容易となり、様式1、EFデータの理解度や医事課からの検討課題がより精度の高いものになると感じました。医療行為を理解するための医学知識も必要ですが、診療報酬点数表・DPC点数表の定める診療行為に対しても今後、積極的に学んでいきたいと思いました。

第2部  「DPC概論」 講師 近藤 保先生
第2部では、DPC制度の成り立ちやDPCデータの活用事例についての講義でした。
初級 DPC概論01 講義の中で、CCPマトリックスについて触れられましたが、2016年より入職してDPC業務にあたったため、制度が近年どのような経緯を辿ってきたのか知ることが出来ました。
初級 DPC概論02 今後、DPCの改定を迎えるにあたって今までどのような経緯を辿り、これからどのように進んでいくのか知識を深めていきたいと思いました。また、重症度の項目が増えていく傾向にあるという事でそれに伴う医学知識も身につけていきたいと思いました。
 全体の感想として、今回の講義は、診療報酬・DPCといった、業務の中でも基本的な部分の内容でありました。セミナーでは、基礎を固めることができ、普段業務を行っていても気づかない着目点に気づかされる貴重な機会であるため、今後も積極的に参加していきたいと思いました。
【編集:久保】