平成28年12月3日（土）に「第147回北海道診療情報管理研究会」が札幌市中央区の第一三共株式会社　札幌支店3階にて開催されました。
　今年12月開催の学術集会も、昨年に引き続き「会員発表」が行われ、第一部・第二部合わせて計8題の発表がありました。演題数は昨年の10題よりやや少ない演題数となりましたが、学生発表が3題と増え、今後も学生発表が増えていくことが期待される会員発表となりました。
　まずは第一部として4題の発表がありました。
演題名：超高齢社会におけるがん罹患者の高齢化について
発表者：北海道情報大学　甲賀　舞さん
演題名：北海道の自治体直営病院における公立病院改革プランが与えた影響
発表者：北海道情報大学　廣川　耀介さん
演題名：患者満足度を目指した防犯ゲートの応用
発表者：北海道ハイテクノロジー専門学校　砂川　桃菜さん、渡邊　紗瑛さん
演題名：当院における患者プロファイル実態調査結果について
発表者：王子総合病院　澤田　美香さん
　
　学生ならではの視点での発表はとても興味深く、真剣な表情で聴講している会員の皆様の表情が印象的でした。
　続いて、第二部で4題の発表がありました。

演題名：がん診療連携拠点病院における院内がん登録データを用いたstageⅣ患者の非治療及び治療による予後の比較検討
発表者：北海道情報大学　高橋　文さん
演題名：平成28年度DPC制度改正におけるCCPMatrix導入による肺炎疾患の重症度分析と収入への影響について
発表者：市立釧路総合病院　五代儀　智也さん
演題名：看護師を対象とした診療記録に関する教育
発表者：王子総合病院　久保　博文さん
演題名：より精度の高い死因統計を目指して：なぜ脳血管障害より肺炎が多いのか
発表者：中村記念病院　瀬尾　善宣さん

　例年感じておりますが、実際に行っている取り組みやその成果は本当に参考になる内容が多く、会員の皆さまにとって今年も沢山の刺激や収穫のあった「会員発表」であったかと思います。
　　全ての演題発表終了後に、発表された８名の皆様へ倉部副会長より表彰状が贈られました。


【最後に】
　お忙しい中、発表の準備をしてくださいました８名の皆様、本当にありがとうございました。次回も充実した会員発表となるように多数の演題登録やご出席をお願いいたします。
　ご出席いただいた会員の皆様方におかれましても、年末のお忙しいときも関わらず、ご参加いただき、ありがとうございました。
　またのご参加を役員一同心よりお待ちしております。

【文責：盛永】