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生涯教育セミナー プレ開催初級(報告)

 全体

平成27年8月29日(土)に「生涯教育セミナー」を北海道大学病院 会議室棟症例検討室 1・2にて開催致しました。企画担当者の予想をはるかに超える、97名の参加申込みを頂き盛会に開催することが出来ました。

資料

この「生涯教育セミナー」は、北海道診療情報管理研究会として診療情報管理士の専門職の土台を築き、専門性を高める取組みとして、現在実施している「疾病コーディングセミナー」や「がん登録セミナー」を再構築し、平成28年度から「生涯教育セミナー」を開催するべく準備を進めているものです。

今年度は、準備段階として①初級者程度の単元と②中級者程度の単元をそれぞれセレクトした「生涯教育セミナープレ開催」する予定で、第1弾として『初級編』を開催致しました。

 『管理士による管理士のための管理士教育を目指す』をコンセプトに4名の管理士の方に『診療記録』、『医療情報システム』、『診療報酬』、『DPCコーディング』それぞれ講義をお願い致しました。

 診療記録

『診療記録』

講師の佐藤正子(KKR札幌医療センター)理事は、初級者程度を想定して頂きクイズ形式あり、医師会報からの事例ありと内容を噛み砕き受講者に添ったとてもわかりやすい講義でした。

 医療情報システム

『医療情報システム』

盛永剛(北海道がんセンター)理事に講師をお願い致しました。アニメーションや絵を使用して工夫して頂きました。用語の説明もあり比較的イメージしやすい講義でした。

 診療報酬02

『診療報酬』

講師の初山貴(北海道大学病院)理事が、診療情報管理士が知っておくべき知識を診療記録とレセプトが作成される流れを図解し講義して頂きました。イラストをふんだんに使い医事経験の無い管理士にも理解しやすい内容でした。

 DPCコーディング

『DPCコーディング』

講師の近藤保(札幌共立五輪橋病院)理事には、ICDコーディングについて第一巻の総論のルールとDPCコーディングルールの違いについての講義をして頂き、ICDの考え方とDPCの考え方を整理するための内容でした。

 

アンケートも87名の方に解答を頂きました。ご要望もたくさん頂きましたし、まだまだ改善の余地は有りますが、「セミナーを再度受講することでさらに理解が深まりました。」、「基本的な事でも理解していないこともあるのでいい機会になりました。」というご意見も頂きました。

今後も会員の皆様の意見を参考に、次年度の事業につなげるべく検討致します。

皆様のまたのご参加を役員一同心よりお待ちしております。

文責:久保