活動レポート

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生涯教育セミナー(初級)

2017.03.14 UP

生涯教育セミナー初級(ファーストステージ)の3回目が下記の日程で開催されました。
 開催日:平成29年3月4日(土曜日)
 場 所:北農健保会館(特別会議室)
 単元「臨床指標」 (13:30~15:00)
 単元「医療統計概論」(15:15~16:45)

 第1部は市立千歳市民病院の谷川 弘美監事より臨床指標について、第2部は砂川市立病院佐藤 正幸理事より医療統計概論に関する講義が行われました。
生涯教育(0304-1) 臨床指標では、臨床指標(クリニカルインディケーター)について意義や必要性。臨床指標の事業と項目についての説明があり、自院の例を上げながら取り組みについての講義でした。
 生涯教育(0304-2) フロアーから取り組むキッカケや体制作り、公表後の現場側からの反応についての質問が有りました。
生涯教育(0304-3) 医療統計概論では、データを情報にするためにデータを要約する⼿段が記述統計であり、どのデータを使うか・どこまでのデータを使うかを①データをみる (尺度・変数)、②データをまとめてみる (度数分布)、③データの特徴をみる (代表値・散布度)、④データの関係をみる (散布図・相関係数)と順番に例を上げながらお話しいただきました。
 生涯教育(0304-4) 終了後のアンケートでは、今後の改善点に関するコメントも頂きましたが、「内容により選択しているのですが、いろんな内容で今後も開催して頂きたいと思います」、「普段聞けない他院の取組み方を聞く事は非常にありがたいです」、「今回初めての参加でした。今後もなるべく参加したいと思います。」と生涯教育部として継続して行くモチベーションとなるコメントを頂きました。

【文責 久保】

生涯教育セミナー(中級)

2017.03.14 UP

生涯教育セミナー 中級(セカンドステージ)の3回目が下記の日程で開催されました。
 開催日:平成29年2月25日(土曜日)
 場 所:北農健保会館(特別会議室)
 単元「研究デザイン」 (13:30~15:00)
 単元「DPCデータリテラシー」(15:15~16:45)
 
 第1部は北海道情報大学の高橋 文理事より研究デザインについて、第2部はJA北海道厚生連 札幌厚生病院鈴木 淳理事よりDPCデータリテラシーに関する講義が行われました。
生涯教育(中級0225-1) 研究デザインでは、研究発表や論文を書く際には、研究テーマの決め⽅、学会発表抄録作成、および、研究発表(学会発表・論⽂投稿)までの過程を理解することが重要であり、今回は横断的研究・前向きコホート研究・ケースコントロール研究の『研究デザイン』に特化した内容でした。
生涯教育(中級0225-2) DPCデータリテラシーでは、DPCの構造や各データの組み合わせについての内容でした。DPC調査データの様式l・様式3・様式4・Dファイル・Eファイル・Fフファイル・Hファイルそれぞれの特徴と具体的なEファイルとFファイルの組み合わせ方のお話、すぐに実践できるExcelのVLOOKUP関数を使用した方法も紹介して頂きました。
 また、最後には、理解度の確認として小テストも実施されました。
 生涯教育(中級0225-3)生涯教育(中級0225-4)生涯教育(中級0225-5) アンケートでは、「日々の業務の中で研究ということを考えていなかったので難しかった」、「普段様式1以外には関わっていないため少し難しかった」というコメントもありましたが、「今回の講義を参考にしたいと思いました。」、「今後のデータ抽出に関わる際には、とても勉強になってよかったです。」いった前向きなコメントも頂きました。
 
 生涯教育部としては、頂いたアンケートのコメントを加味しながら生涯教育セミナーを継続して行きたいと考えております。

【文責 久保】

第147回北海道診療情報管理研究会学術集会(報告)

2017.02.28 UP

 第147回画像1 平成28年12月3日(土)に「第147回北海道診療情報管理研究会」が札幌市中央区の第一三共株式会社 札幌支店3階にて開催されました。
 今年12月開催の学術集会も、昨年に引き続き「会員発表」が行われ、第一部・第二部合わせて計8題の発表がありました。演題数は昨年の10題よりやや少ない演題数となりましたが、学生発表が3題と増え、今後も学生発表が増えていくことが期待される会員発表となりました。
 まずは第一部として4題の発表がありました。
第147回画像2演題名:超高齢社会におけるがん罹患者の高齢化について
発表者:北海道情報大学 甲賀 舞さん
第147回画像3演題名:北海道の自治体直営病院における公立病院改革プランが与えた影響
発表者:北海道情報大学 廣川 耀介さん
第147回画像4演題名:患者満足度を目指した防犯ゲートの応用
発表者:北海道ハイテクノロジー専門学校 砂川 桃菜さん、渡邊 紗瑛さん
第147回画像5演題名:当院における患者プロファイル実態調査結果について
発表者:王子総合病院 澤田 美香さん
 
 学生ならではの視点での発表はとても興味深く、真剣な表情で聴講している会員の皆様の表情が印象的でした。
 続いて、第二部で4題の発表がありました。

第147回画像6演題名:がん診療連携拠点病院における院内がん登録データを用いたstageⅣ患者の非治療及び治療による予後の比較検討
発表者:北海道情報大学 高橋 文さん
第147回画像7演題名:平成28年度DPC制度改正におけるCCPMatrix導入による肺炎疾患の重症度分析と収入への影響について
発表者:市立釧路総合病院 五代儀 智也さん
第147回画像8演題名:看護師を対象とした診療記録に関する教育
発表者:王子総合病院 久保 博文さん
第147回画像9演題名:より精度の高い死因統計を目指して:なぜ脳血管障害より肺炎が多いのか
発表者:中村記念病院 瀬尾 善宣さん

 例年感じておりますが、実際に行っている取り組みやその成果は本当に参考になる内容が多く、会員の皆さまにとって今年も沢山の刺激や収穫のあった「会員発表」であったかと思います。
 第147回画像10 全ての演題発表終了後に、発表された8名の皆様へ倉部副会長より表彰状が贈られました。

第147回画像11
【最後に】
 お忙しい中、発表の準備をしてくださいました8名の皆様、本当にありがとうございました。次回も充実した会員発表となるように多数の演題登録やご出席をお願いいたします。
 ご出席いただいた会員の皆様方におかれましても、年末のお忙しいときも関わらず、ご参加いただき、ありがとうございました。
 またのご参加を役員一同心よりお待ちしております。

【文責:盛永】

生涯教育セミナー(中級:コーディング演習)

2016.12.16 UP

 20161126コーディングセミナー1 平成28年11月26日(土曜日)北海道大学病院ゼミナール室において、診療情報管理士資格取得者・実務者を対象に、生涯教育セミナー コーディング演習(中級)が行われました。
 生涯教育セミナー がん登録演習(中級)単元が同時刻・別会場で開催されたこともあり、参加人数は総勢14名と少なめではありましたが、和やかな雰囲気の中で、グループワークが始まりました。
 今回の演習は、症例の事前配布、事前解答での参加ということもあり、参加者は準備が大変だったかと思います。バラエティーに富んだ6症例に対し、グループワークはスムーズに行われ、各自の解答を元に、和気あいあいと検討しているのが印象的でした。

 1症例目は、感染性心内膜(リウマチ性と非リウマチ性の違い)。2症例目は、急性心筋梗塞(サマリから、詳細コード選択)。3症例目は、アスペルギルス症(病理結果により主病名が変更)。4症例目は盲腸腺腫内癌(病理結果より、性状不詳コードから上皮内がんコードへ変更)。5症例目は小腸穿孔(外科手術症例。手術記録・病理・サマリの情報整理)。6症例目はIgA腎症(病理結果で、詳細コード選択)。
 20161126コーディングセミナー2 以上6症例について、1症例毎に、グループ検討し、解答を発表していただき、模範解答および病態を含めたコーディングポイントについて、スライドで担当者が解説を行いました。
 なかなか経験する機会のない症例もあったかと思いますが、サマリ以外の記録からも情報を読み取り、ICD-10コードに反映できていたグループが多かったようです。
 何より、グループワーク中、活気あり、笑いありで終了できました。
「グループワークも案外いいね!」と思っていただけたら、幸いです。

 そして、少しでも、日常業務が楽に?なるよう当セミナーが活用されることを期待致します。一緒に学んでいきましょう。要望、お待ちしております。
 参加していただいた皆様、本当にお疲れ様でした。

【文責:戸田、担当理事:久保】

生涯教育セミナー(中級:がん登録)

2016.12.16 UP

 20161126がん登録2 平成28年11月26日(土)にセカンドステージ 単元『がん登録演習(中級)』を北海道大学病院会議室棟にて開催し、22名の方に参加いただきました。

 今回は平成28(2016)年1月1日以降の新規診断症例から用いることを強く推奨されている「がん診療連携拠点病院等 院内がん登録標準登録様式 2016年版」を使用して、子宮頸癌、喉頭癌の2症例について演習を行いました。新標準登録様式が公開されてまだ間もないため、参加者の中には各登録項目の定義の解釈に不安がある方もいたと思います。

20161126がん登録1 また、今回の改訂では登録項目数が増加しており、演習を行うのに苦慮したと思いますが、皆さんディスカッションを行い熱心に取り組まれていました。
 がん登録セミナー班では実務に活かせる演習を行っていきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願いいたします。当日参加された皆様お疲れ様でした。

【文責:三橋、担当理事:久保】

生涯教育セミナー(初級)

2016.12.02 UP

 セミナータイトル 今年度より新事業として開催されることになりました生涯教育セミナーがスタートし、 ファーストステージ(初級)の2回目が下記の日程で開催されました。

 開催日:平成28年11月26日(土曜日)
 場 所:北海道大学病院 会議室棟 症例検討室1・2
 単元「がん登録概論」 (10:00~11:00)
 単元「クリニカルパス概論」(11:10~12:10)

 第1部は北海道大学病院の初山貴理事よりがん登録概論について、第2部は王子総合病院久保博文理事よりクリニカルパス概論に関する講義が行われました。
 生涯セミナー初級(がん登録) がん登録概論では、がん登録等の推進に関する法律を始め、2016年1月より始まった全国がん登録に関する内容、がん登録に関する研修会についての情報等もあり参加者の皆様にとっては大変参考になる内容だったのではないでしょうか。
 また、がん登録の目的には罹患率の把握とともにがん患者やその家族へ情報を還元するという目的も重要であるということはがん登録を行ううえで意識しなければいけない点であるとのことでした。
 生涯セミナー初級(クリパス) クリニカルパス概論では、クリニカルパスの定義や用語の説明、メリットなど、クリニカルパスの基礎となる部分に関してお話しいただきました。
 クリニカルパスは使用するということだけではなく、評価・改善を行っていくことで医療の質の向上に繋がるとのことでした。
 また、フロアより自院のクリニカルパスに関わるためのきっかけとしてはまずどのようなことから取りかかれば良いのかとの質問に対し、まずはクリニカルパスが自院でどの程度使用されているのか、どのような内容のクリニカルパスなのかということを把握することから始めると良いのではないかとおっしゃっていました。
 クリニカルパスに携わっている方はもちろん、携わっていない方にとっても理解しやすい内容でした。

【文責 三橋】

第146回北海道診療情報管理研究会学術集会(報告)

2016.11.09 UP

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 平成28年9月10日(土)に「第146回北海道診療情報管理研究会」が株式会社モロオ ANNEX-1にて開催されました。
 今回は第一部にて講演が行われ、第二部は事例紹介の後にグループディスカッションが行われました。

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 第一部の講演は「『型』に基づくカルテの書き方と『型』を無視する医師のココロ」と題して北海道勤医協札幌病院副院長 佐藤健太様より講演がありました。
 医師の立場から「医師にとってのカルテ」「基本の『型』」「応用の『型』」「カルテの書かせ方」と基本から応用まで多岐に渡る内容の講演であり、日々診療記録をチェックする診療情報管理士にとって、大変参考になる内容となりました。
 また、『SOAPの「基本の型」と型に沿った記載例』が掲載された資料が配布され、業務に役立つ貴重な資料となりました。

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 第二部の事例紹介は「当院の医療の質の向上に向けた取り組みついて」と題して、旭川赤十字病院 医療秘書課 医療質管理係長の山田浩貴様より事例紹介がありました。
 院内における臨床指標(CI)に関する取り組みの歴史から現在の体制や活動、また更なる質向上に向けた対応などに関する事例紹介となり、まだ臨床指標(CI)に取り組んでいない施設にとっては大変役立つ内容であったかと思います。

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 事例紹介の後は、「病院指標の公表をひかえて」をテーマに1グループ約10名前後でのディスカッションが行われました。各施設のホームページ等で公開を控えている「DPCデータに基づく病院情報の公開」を中心にディスカッションが行われましたが、真剣な表情で取り組んでいた会員の皆様の顔がとても印象的でした。
 研究会では久しぶりのグループディスカッションであったため、テーマに沿った内容はもちろんでしたが、日々の業務についての話なども聞くことができ、会員同士の交流としても良いグループディスカッションとなったのでは、と感じました。

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【最後に】
 お忙しい中、ご講演頂きました佐藤様、山田様、貴重なご講演及び事例紹介をありがとうございました。また出席頂いた会員の皆様方におかれましても、お忙しいところご参加いただき、ありがとうございました。
 またのご参加を役員一同心よりお待ちしております。

【文責:盛永】

生涯教育セミナーファーストステージ【初級】(報告)

2016.09.09 UP

 今年度より新事業として開催されることになりました生涯教育セミナーがスタートし、 ファーストステージ(初級)が下記の日程で開催されました。
 開催日:平成28年7月23日(土曜日)
 場 所:JA札幌厚生病院大講堂(本館2階)
 単元「コーディング概論」 (13:00~14:30)
 単元「コーディング演習」 (14:45~16:45)

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(Ⅰ)単元「コーディング概論」は、参加者47名、講師は当研究会副理事長倉部直子先生でした。診療情報管理とICD疾病コーディングデータの活用の概要や、疾病統計に使用される主傷病名の定義・ICDコーディングのためのガイドラインやルールを、ICD-10第1巻からの例や実際の症例(ショートサマリー)を交えたわかりやすい講義でした。
 情報の活用の説明からは、診療情報管理では国際的スタンダードであるWHOのICDルールに従ったコーディングを実施することによって、精度の高い標準的な情報として活用の範囲を広げることを再認識しました。また一方では、ICDは日本独自のルールをもとに診療報酬(DPC)にも転用されていますが、その分析やベンチマークにおいてもICDの視点を持つことが、その精度維持のためには必要であると感じました。
 参加された方々はメモを取りながら熱心に受講され、「改めて勉強できてよかった」「日常でDPCコーディングも行っているため、ICD-10との違いを感じた」「実際によくある内容についてとても勉強になった」などの感想が寄せられました。

(Ⅱ)単元「コーディング演習」は、参加者44名、コーディング演習班が担当しました。前年度まで開催されていました疾病コーディングセミナーが、単元「コーディング演習」として開催されることになりました。今回は、「コーディング概論」の講義内容から出題された6症例についてでした。
 1症例目は疑わしい病態、2症例目は2型糖尿病の多発合併症、3症例目は独立した(原発性)多部位の悪性新生物、4症例目は疾病の外因コーディング、5症例目は急性および慢性の病態、6症例目は処置後および合併症について、参加者に1症例ずつ演習して頂き、その後、解答・解説を行いました。“少し難しかった”“もっと勉強したい”という感想が寄せられました。
 また、「解説の情報量が多くメモしきれなかった。資料が欲しい。」などのご意見もありました。今後、参加者の皆様のご意見・ご感想をもとに、「役に立つコーディング演習」を行っていきたいと思っております。
(文責 湯野)

第145回北海道診療情報管理研究会学術集会(報告)

2016.07.01 UP

第145回 平成28年6月11日(土)に「第145回北海道診療情報管理研究会学術集会」が株式会社モロオ ANNEX-1にて開催されました。今回は150名以上が参加し、研究会への関心の高さが伺えました。
 第145回 第1部、第2部は川崎医療福祉大学 医療マネジメント学部 医療情報学科 准教授 阿南 誠 様より講演頂きました。
 座長の中村理事長よりご略歴紹介の際に「Mr.管理士」と紹介された後、「診療情報管理士の業務と今後の期待」というテーマで第1部がスタートしました。
 まず始めに今年の10月に東京で第18回IFHIMA国際大会が開催されることもあり、IFHIMAに関するお話がありました。カナダで開催されたIFHIMAについて写真を交えながら説明して頂きました。
 カナダのコメディアンの方とお話されている写真もあり笑顔の阿南さんが印象的でした。第18回IFHIMA国際大会にぜひ多くの方々の参加をお待ちしておりますとのことでした。
 次に、阿南さんご自身が診療情報管理士になるまでの経緯についてのお話しがあり、その内容に当時働いていた職場でそろばんを使っていた時もあったとのことを聞いてビックリ!しました。しかし、その後すぐに関数電卓を職場へ広めそろばんを使用する人はいなくなったそうです。
 診療情報管理士の歴史についてもお話しがあり、日本の診療情報管理を開拓した方々のお話を聞いた時には今自分が診療情報管理士として働けているのもそのような方々がいたおかげなのだと実感しました。

第145回 また、海外で診療情報を管理している方々と交流されていた際の写真やお話も紹介して頂きソウル、ミラノ、ヴェネツィアに行った際のお話は普段聞くことのできない貴重な内容でした。
 これからの診療情報管理士に求められることは全体を俯瞰できる人材とグローバルなスキルをもった人材とのことでした。いつか私も海外の管理士に会って交流してみたいです。
 さらにこれから診療情報管理業務の多様化、拡大化に伴い情報の精度に対する要求が高くなるのではないかと述べられており診療情報管理士としての責任の重さを改めて意識することができました。 
 第145回 第2部は引き続き「DPCコーディングとコーディングテキストの改訂について」というテーマで講演がありました。現在のコーディングテキストが完成されるまでに支払側や医療側等、様々な意見が集約され作成されたとのことでした。
 また、DPCコーディングにおける注意点も聞くことができ実践に役立てられる大変参考になるお話でした。やはりアップコーディングについては改めて注意しなければいけないポイントだと思いました。
 コーディングテキストについては原疾患主義の考え方や急性期ではない患者の取り扱い等、まだ検討しなければいけない課題があるとのことですが、そのような課題が解決されることを期待しつつ、今後の動向に注目していきたいです。
 第145回 第3部は2016年1月より施行された全国がん登録制度に伴い「全国がん登録の仕組みと登録」をテーマに国立病院機構 北海道がんセンター がん登録室 登録係長 齊藤 真美 様より講演がありました。
 がん登録の基本である届出の対象になるがんに関する内容を始め、登録項目の定義、登録する際の注意点など具体的に説明して頂き全国がん登録を行う際に役立てられる情報ばかりでした。また、北海道のがん登録に関する課題としてDCN(死亡情報で初めて登録室が把握した患者)割合が高いため精度向上が求められるとのことでした。
 私も院内がん登録業務を行っているため、改めて精度に関し意識して登録を進めていこうと思いました。法制化となりより一層登録精度が求められる中、大変参考になった講演でした。
 今回の研究会で得た知識を踏まえ改めて診療情報管理士としての業務に取り組んでいきたいと思います。
 第145回 最後にお忙しい中、ご講演頂きました阿南様、齋藤様、貴重なご講演をありがとうございました。また、企画された研究会理事の方々、ありがとうございました。

【文責:王子総合病院 延藤雅仁】

第144回北海道診療情報管理研究会学術集会(報告)

2016.06.06 UP

IMG_0020 平成28年3月12日(土)に「第144回北海道診療情報管理研究会」が札幌中央区の第一三共株式会社札幌支店3階にて開催されました。
 今回はDPCデータ利用とICD-10改正についての2講演行われ、熱心に聞き入る参加者の皆様がとても印象的でした。 IMG_0027 第1部の講演は「DPCデータを利用した経営支援の重要性」と題して、メディカル・データビション株式会社 谷道行康様より講演がありました。
 メディカル・データビジョン株式会社では、病院向け経営支援システムをリリースしており、実際のデータを活用した経営支援の視点は参考になる内容ばかりで、自院や他院の状況を客観的に把握し情報発信することの重要性が述べられました。
IMG_0029 また「機械でできることは機械に任せ、人は人にしかできないことに専念することをおススメします」という言葉は、紹介された他院の質向上に向けた取り組み事例とともに、今後どのように取り組んでいくべきか、と考える良いきっかけになったのではないでしょうか。IMG_0036 第2部の講演は、「ICD-10 2013年改正‐変更のポイント‐」と題して、当研究会の副理事長でもある、倉部直子様の講演となりました。 ICD改定の歴史から始まり、今回のICD-10(2013年版)の主な変更点を詳細に説明していただきました。IMG_0049 ICD-10(2013年版)の導入については、過去データとの整合性やDPCへの対応などを含め、院内で十分に検討を行う必要があると考えますので、いつ導入しても良いように少しずつ準備を進めていくべきと感じました。
 また現在準備が進められているICD-11の現状についても説明が行われ、今後の動向について注目すべき事項でありました。

【最後に】
 お忙しい中、ご講演頂きました谷道様、倉部様、貴重なご講演をありがとうございました。
また、ご出席頂いた会員の皆様方におかれましても年度末のお忙しいときにも関わらず、 研究会へご参加いただき、ありがとうございました。
 またのご参加を役員一同心よりお待ちしております。
【文責:盛永】

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